二条城。
ちょうど障壁画の展示をやっていた。
せっかくなので展示場に入ってみた。
はずかしながら美術史的ににどうとか
文化的にどんな価値があるとかいうのはあんまり分からないんだけど
ただただ、うつくしかった。
金ってキンキンした感じじゃなくて
しっとりした上品な色なんだなあ、と思った。
もとはキンキンしていたのかもしれないけど
時がたつにつれて色が落ち着いてきたのかもしれない。
そして私の網膜に焼きついたのは
描かれた川の、深い深い緑色だった。
なんなのあの色は。
目の奥にじんわりとしみてくるような緑だった。
展示場には長いあいだ私ひとりしかいなくて
私は、緑色にとらわれたみたいにして
しばらく絵の前に立っていた。
売店で瓶に入ったキリンレモンをのんだ。
二の丸御殿入り口。
ぎしぎし歩いた。
なんて広さだ!
かくれんぼしたらたのしいだろうね。
壁の絵がまたすごかった。
部屋の中の壁を
のぞきこんでまわった。
庭。
庭。
つつじのきれいな
季節になりました。
天守閣跡にのぼってみた。
石垣って好き。
まるみがあるのも好きだけど
かくかくしたのもいい。
このカーブ、
とがった感じ、
いいなあ。
シロツメクサ
でいっぱいの、はらっぱ。