りんく(改装中)
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一橋大学のKODAIRA祭(学園祭)に行ってきた。 中村航講演会~突き抜けろ!学生時代の滑走路!~を聴きに。 国立駅周辺は緑が多くていいところだった。 大学生はきらきら輝いていて楽しそうで ほんの一瞬だけど、大学生になりたいなあ、などと思った。(あぶないあぶない)。 模擬店のカキ氷の行列に並んでいたら、わたしの直前で 「ストローが切れましたのでまたあとで来てください」と打ち切られた。 そういうところも学祭っぽい。 ステージの吹奏楽の演奏なんかを見ながら ホットドッグとたこ焼きを食べた。満喫。 中村航さんの講演へ。 会場で、しーなねこさんと、ひのじさんにお会いした。 あ、しーなねこさんだ、と思って近寄ると 隣の席にきれいな女性が座っていたので 目をあわせなければよかった…とはげしく後悔した。 「ひとの恋路をじゃまするやつは」とは昔からよく言ったもので いち男子といち女子のあいだにまざろうとすると、ろくなことがない。 わたしは豆腐のカドに頭を打って死にたくはない。 などとぶつぶつ考えていたら。 そのきれいな女性が、「ひのじです」とニッコリ。 ええええええええ!これはまた、驚いた。 ひのじさんというのはネットの海の中では面識があった。 実際に会ったこともないのにわたしが興味をもって メールを送ったりしていた方だったのだ。 すごいこともあるものだ。 ひのじさんは青い上品なワンピースで 揺れるサラサラ髪でおっとり美人の微笑みで 知性を隠しきれていない、でもおもしろいひとだった。 知り合いになれて、すごく得した気がした。 本題。講演、よかった。 中村航さんはめちゃくちゃかっこいいひとだ。 かっこいいのはもともと知っていたけど、 やっぱりかっこいい、と重ねて思った。 言うことがかっこいい。好き。 講演の中で、とくにわすれたくなかった話。 ・何かをつくることしかおもしろいと思えない。ということに気づいた。 ・有利か不利かという情報処理ではなく、物語(たくらみ)をもつこと。 物語はつよい。自分をたすけてくれるもの。 自分の信じられる物語をもつこと=自分もうれしい、まわりもうれしい。 ・好奇心を発揮することをサボらない。 何かおもしろそうだと思ったらそれをやってみる。 ・(リスクをおってでもチャレンジするとかそういう話ではなくて) 考えやもっているものが自分のビジョンと乖離しているのであればそれを埋めるだけ。 ・いっこ書いてみたらなんか分かる。 どういうことがかっこいいんだろう?やさしいんだろう?ということ。 ・満足しないから書くのでは。 来場されていたフジモトマサルさんとのお話もおもしろかった。 ・目標ができたらモラトリアムは終了。 ・だんだん出口がせばまってくる。 ひとに(とりわけ尊敬するひとに)言われることで、 クリアになることは多い。 ほんとはわたしにはもう、分かっていたはずなんだ。 現実と夢は対立する関係にない。 そのあいだを埋めていく。ただそれだけ。 わたしはわたしの物語、を。 好奇心を発揮することさぼらずに。 *** 講演会のあとで、すごいことが起こってしまった。 タンバリン先輩とハーモニカさんと しーなねこさんとひのじさんとで四ツ谷へのみに行った。 これまで「かっこいいですね」とか「モテるでしょう」とか 「すてきです」とか「好きです」とか「あいしてます」とか… わたしがそういうことを言ったすべての男子に謝りたい。 いや、ぜんぶ本心だし、うそはひとつもないのだけれど でもそれでも・・・ いちばんかっこいいのはこのひとなんよ!(力いっぱい) タンバリン先輩はほんとうにかっこいいのだった。 とてもたのしかった。ゆめのようだった。 新宿でラーメンを食べて帰った。おいしかった。 人類の歴史の中で、 のんだあとラーメン、を考えついたひとに敬意を表したい。 そういえば博多ではとくにラーメンを食べてしめる、というのは一般的で 「ラーメンを食べに行こうか」というのは 「そろそろ帰ろうか」というおひらきのサインなのらしい。 (『博多花丸・大吉式 ハカタ語会話』で読んだ)。 わたしはタンバリン先輩のことが好きなので、 タンバリン先輩がしーなねこさんのことをたくさんほめているのをきいて 嫉妬のほのおに焼かれていた。嫉妬ぐるいそうだった。 酔っぱらった帰り、電車の中でしーなねこさんに 「わたしはしーなねこさんになりたいです」と訴えると 「春昆布さんは、春昆布さんのままで、いいんですよ」 と穏やかな口調で言われた。 そういうたぐいのことならばこれまで幾度となく言われたことがあるけど、 なんだかこの言葉は信じられるような気がした。 ああ、ますますしーなねこさんになりたい。 突き抜ける。チルドレンになる。 タンバリン先輩の気をひくことに力を注ぎたい。 不純な動機なのかもしれないけど、 わたしを動かすのはたぶんそういうことなんだと思う。 *** あとからあとから思い出して 考える材料がわいてくるような エネルギーになるような そんな日だった。 ポケットの中の缶からひとつずつとりだして食べる、ドロップみたいに。
by haru_konbu
| 2009-06-11 02:03
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