りんく(改装中)
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姉といっしょに自転車で近所まで。 サティ(スーパーマーケット)とか。 ベンチに座ってソフトクリームを食べていたら おっさんに話しかけられた。 人差し指と親指の爪だけ異様に伸ばしているのが、気持ち悪かった。 わけわからん話をたくさんされる。 馬がどーのこーの。選挙がどーのこーの。 あの人の秘書と知り合いでね。 わたしはたくさん団体を持っていてね。 「日本人はね、挨拶ができないんですよ」 はぁ。 ソフトクリームを食べ終わったのでそろそろ行こうかと思っていたら おっさんは勝手に「あ、知り合いが…」と言って手をあげて去っていった。 いったいなんだったんだ。 ここのところ、高校野球、ふらふらする、本を読む。。。 というぜいたくな時間を過ごしている。 いつ読んだかとかわからなくなっているので 最近読んだ本をまとめて書いておく。 感想とか短いけど、どれもよかったから書いているのです。 おすすめリスト。 ◆『パン屋再襲撃』/村上春樹 おもしろかった。 やっぱりハズレがない。 ただ安心できるっていう種類の「ハズレがない」じゃなくて 全部ぶっとんでて大好き。予想以上! それにしてもワタナベ・ノボルって誰だ? これは短編集なんだけど、 4つ目の「ローマ帝国の崩壊・一八八一年のインディアン蜂起・ ヒットラーのポーランド侵入・そして強風世界」っていうのが笑えた。 こういう風に日記をつけてみたいものです。 ◆『へらへらぼっちゃん』/町田康 エッセー集(らしい)。とにかく衝撃的。 文体?リズム?世界? とにかくめちゃくちゃなのです。 これを読み終わったあと急いで本屋さんに行って 町田康のほかの本を買ったわけだけども。 すぐにミクシィの町田康コミュニティに登録したのだけども。 気になりまくりです。 ◆『西の善き魔女Ⅱ 秘密の花園』/萩原規子 ◆『西の善き魔女Ⅲ 薔薇の名前』/萩原規子 2冊とも友達に借りました。 どんどんすすむ。すーっとファンタジー! ファンタジーって素敵。 ◆『蛍・納屋を焼く・その他の短編』/村上春樹 短編集。これもまたおもしろい。 ほんとにおもしろい。 村上春樹の小説にはたくさんの「僕」がでてくるわけだけれど 私はいつもこんな人がいたらたぶん好きになるだろうな、と思っている。 ◆『ハリーポッターとアズカバンの囚人』/J.K.ローリング 友達からの借り物。 するする読める! 普段ハードカバーの本読まないから、 そのごつさに少しびびってんだけど読み出したら止まらなくて 眠れないしあわせな夜を過ごした。 映画も好きやけど、原作もおもしろいんだなー。 ◆『使いみちのない風景』/村上春樹・文 稲越功一・写真 ‘使いみちのない風景’というものを、私もよく感じる。 旅にでる理由? 私もまた‘使いみちのない風景’を探しているんだと思う。 「人生においてもっとも素晴らしいものは、過ぎ去って、 もう二度と戻ってくることのないものなのだから。」(抜粋) ところで写真と文がいっしょになっている こういうのを自分でもかきたいと、無謀にもたくらんでいる。 ◆『きれぎれ』/町田康 小説。ものすごい。これがものすごいのです。 リズムがちがう。呼吸がちがう。ことばがちがう。世界がちがう。 なんだこれはなんだこれはと全身がぶるぶるする世界です。 笑えました。 読者なのに、現実と想像のサカイが分からなくなる。 ああこれはやばいぞ。うらー。うらー。 ◆『村上ラヂオ』/村上春樹・文 大橋歩・画 雑誌ananに連載していたエッセイなんだって。 ますます好きになった。 村上春樹のような生活をしたいと思った。 音楽を聴いてみよう。ジョギングをしてみよう。映画を観てみよう。 料理をしてみよう。いろんなところに行こう。本を読もう。 おいしいものを食べよう。どうでもいいことにこだわってみよう。 マッキントッシュに変えよう。…あ、最後のはナシで。 ◆『供花』/町田康 詩集。 ほとんど意味がわからないんだけどなんか気になる感じ。 いや、ものすごい気になる。 全部やばくて選べんけど、ひとつ。 思い出をここに捨てて 茶ァ飲みに行けへん? おまえの女を何とかごまかして 茶ァ飲みに行けへん? 雨の中を歩きまわって 茶ァ飲みに行けへん? おまえの信仰の誤っている ラインをすべて了解して 茶ァ飲みに行けへん? (「茶ァ飲みに行けへん?」) ね?気になるでしょ。 あと読んだというより見た、とか眺めたとかいうほうがいいと思うんだけど ◆『糠星 星物語ポストカード』/林 完次 『宙(そら)の名前』の写真家さんです。 (あの、ドラマの白線流しにでてきた写真集!) きれいな写真を見ていると気持ちがいい。ああ星がみたい。
by haru_konbu
| 2005-08-15 17:50
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